不動産売却超入門 https://fudosan-uri.net Fri, 22 Jan 2021 10:31:18 +0000 ja hourly 1 https://fudosan-uri.net/wp-content/uploads/2020/09/cropped-favicon-d-32x32.png 不動産売却超入門 https://fudosan-uri.net 32 32 不動産売却に関する一般的なQ&A https://fudosan-uri.net/archives/1830 Wed, 16 Dec 2020 11:21:23 +0000 http://fudosan-uri.net/?p=1830 不動産売却についてわからないことがたくさん!
かなちゃん
不動産を売却することにしたのですが、いざ売ろうと思うと疑問点が出てくるもので…そういうのを一気に解決できるとありがたいんですけど
ゆうとさん
わかりました!それなら今日は不動産売却について気になる疑問をすべて解決していきましょう

不動産売却を決めたら、いろいろな疑問点が出てくると思います。そこで、今回は不動産売却するにあたって気になる疑問や質問をチェックしていきましょう。

不動産売却についてのQ&A

不動産売却について、不動産会社に聞くほどでもないけれど気になることはあるでしょう。そんな小さな疑問や質問を集めてみました。

Q1.買い替える場合は売却が先?購入が先?

A1.それぞれにメリット・デメリットがあります。

マイホームを売却して、新しい家を購入する場合、売れてから新しい家を購入するのか、それとも購入してから売りはじめるのかで迷うと思います。

これに関しては、どちらが正解!というのではなく、それぞれにいいところと悪いところがあるので、一概にどちらがおすすめとはいえません。

例えば先に売りに出す場合は、ある程度の売却価格が分かるので、次に買う物件を決めやすいというメリットがあります。

しかし、売りに出したもののなかなか売れない…ということもありますので、自宅の明け渡し期日に間に合わなくなる危険もあるのです。

反対に、先に家を買っておいて、あとから前に住んでいた家を売りに出す場合は仮住まいなどを確保する必要もなく、引越しも一度で済むため手間がかからないというメリットがあります。しかし、こちらもなかなか売れないと資金繰りで困ることになってしまうのです。

どちらにも長所と短所がありますので、どのポイントを重視するかによって変わってきます。家族や不動産会社と相談しながら決めることをおすすめします。

Q2.机上査定と訪問査定の違い&おすすめの方法は?

A2.机上査定を行ってから訪問査定という流れがベストです。

机上査定というのは、売ろうとしている物件のデータ(物件の築年数・広さ・所在地など)をもとに、周辺の類似物件の売り出し事例、成約事例などチェックして、ある程度の査定金額を割り出すというものです。

訪問査定というのは、営業マンが実際に売り出しを希望している物件を見学し、間取りやリフォームの必要性などを見たうえで判断する査定方法です。

訪問査定の方が、実物を見るため精度が高くなりますが、机上査定は気軽に査定を依頼できる方法として人気があります。

「売るかどうかはまだわからないけれど、とりあえずだいたいの金額だけでも知りたい」という方は、先に机上査定を依頼して、実際に売ることが決まったら訪問査定を依頼するという方法がいいでしょう。

Q3.複数の不動産会社に査定を依頼してもいいの?

A3.何社に査定を依頼してもOKです!

家や土地を売ると決まったら、まずは不動産会社に査定を依頼するのですが、その際、1社の不動産会社に絞る必要はありません。

最近は、「不動産一括査定サイト」と呼ばれる便利なサイトがあり、必要事項を入力するだけで複数の不動産会社に一括査定を依頼することができます。

1社だけでは比較することができないため、どこの不動産会社が高く買い取ってくれるかわかりません。

最低でも5社くらいは比較するといいと言われていますので、5社以上の不動産会社が比較できる不動産一括査定サイトを探して、利用してみてください。

Q4.営業マンを選ぶことはできる?

A4.不動産会社によりますが、選べるなら遠慮なく選びましょう。

家を売るとき、一番気になるのは「いくらで売れるか?」ということだと思いますが、その家を売主に代わって、買いたい人におすすめしてくれるのが営業マンです。

自分たちの代わりに営業マンが、売ろうとしている家をアピールしてくれるわけですから、営業マン選びはとても重要になります。

どれくらいの販売実績があるのかは、不動産会社のホームページでチェックすればわかる場合が多いですが、どのような人柄なのかは会ってみないとわかりません。

営業マンとの相性というのは家を売るうえでとても大切なことなので、もし合わないと感じたら相談して変えてもらっていいのです!

気まずいと思うかもしれませんが、そういうことはよくあることなので、営業マンは気にしません。

元気で愛想がいい営業マンがいい!という人もいれば、静かにコツコツと仕事をしてくれる営業マンがいい!という人もいます。

営業マンにもそれぞれウリがありますので、合わないときは遠慮なく相談してみてください。

Q5.いつまでも売れないときはどうしたらいいの?

A5.売れない原因を見極めて改善しましょう。

売りに出したのになかなか売れない…ということはよくあります。そういうときの改善策として一番ポピュラーなのは、売り出し価格の見直しです。

実際に相場よりも高い値段をつけてしまった場合は、値段を下げることを検討するのも1つの方法でしょう。

しかし、その前に、不動産一括査定サイトでもう一度査定に出してみるという方法をおすすめします。

そこで、一番高い値段をつけてくれた不動産会社に改めて依頼をするのです。もう一度チャレンジして、それでも売れなければ価格を下げることも検討しましょう。

少しの間売れないからといって、価格を下げることばかり考えてしまうと損をしてしまうかもしれません。時間に余裕があるなら不動産会社を思い切って変えてみるのもいいでしょう。

それだけでなく、ちょっと個性的な物件や、時代を反映しすぎてしまったような物件、売主の想いがこもった物件などは少し売れにくい傾向にあります。

そういう物件を売りに出しているときは、買いたい人が出てくるのを気長に待ってみるといいかもしれません。

不動産売却するならまずは見積もりから!比較してベストな不動産会社を選ぼう

不動産売却がはじめてという方は、わからないことだらけだと思います。でも、売却の流れを理解して、その通りに進めていけばそれほど大変なことはないのです。

問題となるのは、売り出し価格や売れなかったときの対処法でしょう。そのあたりも経験豊富な不動産会社の営業マンに相談すれば解決方法が見つかります。

まずは、数社に査定を依頼して価格を比較し、一番高い価格で買い取ってくれるところを見つけること。そして、その不動産会社に訪問査定を依頼することからはじめましょう。

まずは自分の家の「査定価格」を知っておくことが大切!

家を売るかどうかを決める前に、まずは家の査定価格を知っておきましょう。

できるだけ査定価格を高めるために必ずやってほしいのが「比較する」ということです。査定を1社に絞らず、数社にまとめて依頼するのです。

そうすることで、一番高い金額をつけてくれる不動産会社がわかるだけでなく、平均価格というのもわかります。最終的に売り出し価格は売主が決めることになるのですが、その際の参考にもなります。

かなちゃん

下記のように過去の査定額よりも最高額がつく事例があがっています。

<事例A>兵庫県加古川市

(売主予想)1,780万円⇒(実際の売却額)2,780万円

<事例B>大分県大分市

(売主予想)1,650万円⇒(実際の売却額)2,650万円

ゆうとさん

チャット形式で質問に答えるだけで簡単に査定してもらえますよー。

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不動産一括査定サイトに関するQ&A https://fudosan-uri.net/archives/1828 Wed, 16 Dec 2020 11:21:01 +0000 http://fudosan-uri.net/?p=1828 不動産一括査定サイトを利用したいけどわからないことがたくさん!
かなちゃん
不動産一括サイトって利用したことないからよくわからないんです…気になることを質問してもいいですか?
ゆうとさん
もちろん!不動産一括サイトを利用する前に、気になることをどんどん聞いてください!なんでもお答えしますよ

「不動産一括査定サイト」は、ネット上で必要事項を入力するだけで、複数の不動産会社に査定を依頼することができる便利なサイトです。

最近は、家を売りたい人や土地の相場を知りたい人などが、不動産会社に直接連絡する前に使うツールとして人気があります。

今回は、不動産一括査定サイトについての疑問・質問にお答えします!

 不動産一括査定サイトのQ&A

不動産一括査定サイトをはじめて利用する人は、不安なこともあるでしょう。ここでは不動産一括査定サイトについて多く寄せられる疑問・質問をご紹介します。

Q1.町の不動産屋さんに査定を依頼するのとどう違うの?

A1.複数の不動産会社に一括で査定を依頼することができる点が便利です。

町の不動産屋さんに査定を依頼するのと同じではありますが、簡単に言えば「重さが違う」ということになります。

例えば、不動産屋さんに直接電話をかけて、営業マンの方とやり取りをする。査定してもらって査定金額を提示してもらったら、売却に向けての話し合いが進むでしょう。

しかし、「家を売りたいと考えているけど、まだわからないからとりあえず値段だけでも知りたい」という方は多いと思います。

そういった場合、直接不動産会社に電話をかけて、しつこくされたら困る…という心配が出てくるのではないでしょうか?

そんなときに、気軽に査定金額を知ることができるのが「不動産一括査定サイト」なのです。

不動産一括査定サイトには複数の不動産会社が提携しているので、そこから数社ピックアップしてまとめて査定を依頼することができるのでとても簡単で、便利なのです。

だいたいの金額がわかるほか、いちいち自分で不動産会社に電話する必要もありませんから、時短にもなります。

Q2.査定金額はどうやって決めているの?

A2.直接電話で査定する場合と同じように、お客様が記入した条件をもとに決めます。

不動産一括査定サイトでは、売りたい不動産がある都道府県、市区町村、建物の種類(マンションか戸建か土地か…など)、広さ、築年数などの情報を入力する欄があります。

この部分をしっかり記入すると、不動産会社がそれをもとに、過去の物件などを参考にしながら査定金額を出します。

これは、直接不動産会社に電話をして査定を依頼した場合でも、同じような情報を口頭で伝えることになりますので、ネット上でできる分便利だということが言えます。

Q3.しつこい勧誘や営業の電話がくるってホント?

A3.営業電話を断ればOK!

これは、不動産一括査定サイトだけに限ったことではなく、直接不動産会社に査定を依頼した場合でも、しつこい勧誘を受けることはあります。

例えば、不動産一括査定サイトには、必要事項を入力するところに「備考欄」がある場合が多く、そこに「メール連絡希望」や「電話をかけないでください」と記載すれば、しつこい勧誘を受けずに済みます。

直接営業マンとやり取りしていない分、しつこくされる確率は不動産一括サイトの方が低いのです。

Q4.査定だけお願いすることもできる?

A4.もちろん!多くの方が、査定だけを依頼するのに利用しています。

まず、不動産一括査定サイトで複数の不動産会社に査定を依頼して、その中から一番高く買い取ってくれそうな不動産会社を見つけます。そこに、実際に査定を依頼して売却する…というのが、不動産売却の流れです。

しかしながら、「売るかはまだ検討中だから、だいたいの値段だけ知りたい」という場合にも利用できるのが不動産一括査定サイトのいいところなのです。

不動産会社に電話をかけて査定だけをお願いするのは気まずい…と思うかもしれませんが、不動産一括査定サイトなら、相手の人の顔が見えない分、気軽に依頼することができるでしょう。

Q5.最低でも何社くらい比較したほうがいいの?

A5.5、6社比較するのが理想です!

不動産一括査定サイトは、だいたいのサイトが1回で5~10社ほど査定が依頼できるようになっています。多ければ多いほどいいと思うかもしれませんが、実はそうでもありません。

多ければそれだけ多くの不動産会社とやり取りをしなければなりませんし、多く比較したからといって必ずしも査定金額が高くなるわけではないのです。

やり取りが苦にならず、十分な比較ができるのは5、6社といったところでしょうか。

しかし、提携している不動産会社が10社しかなくて、そこから5社選ぶというのではあまり意味がありません。

提携している不動産会社、つまり分母は多い方がいいのです!そこを考えながら選んでみると、優良な不動産会社を選ぶことができるでしょう。

不動産一括査定サイトは提携している会社が多く信頼できるところが◎

不動産一括査定サイトは、口コミなどで「しつこい電話がかかってきた」と書いてあることがあり、不安に思っている方も少なくないでしょう。

しかし、それはきちんと断っていないからです。備考欄に「電話しないでください」と書いてあればよっぽどのことがない限りメールで対応してくれるはずです。

また、それを無視して電話をバンバンかけてくるような不動産会社は優良企業といえませんので、きちんと断るようにしましょう。

最近は、優良企業のみと提携している不動産一括査定サイトもありますので、そういうところを利用するのも1つの方法ですよ!

まずは自分の家の「査定価格」を知っておくことが大切!

家を売るかどうかを決める前に、まずは家の査定価格を知っておきましょう。

できるだけ査定価格を高めるために必ずやってほしいのが「比較する」ということです。査定を1社に絞らず、数社にまとめて依頼するのです。

そうすることで、一番高い金額をつけてくれる不動産会社がわかるだけでなく、平均価格というのもわかります。最終的に売り出し価格は売主が決めることになるのですが、その際の参考にもなります。

かなちゃん

下記のように過去の査定額よりも最高額がつく事例があがっています。

<事例A>兵庫県加古川市

(売主予想)1,780万円⇒(実際の売却額)2,780万円

<事例B>大分県大分市

(売主予想)1,650万円⇒(実際の売却額)2,650万円

ゆうとさん

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【土地の相続問題】売る場合と建てる場合でどちらがオトクか? https://fudosan-uri.net/archives/1826 Wed, 16 Dec 2020 11:20:21 +0000 http://fudosan-uri.net/?p=1826 土地を相続した場合どうしたらいいの?
かなちゃん
家じゃなくて土地を相続した場合、せっかくだから家を建てた方がいいと思うんですけど、住んでいる家があるのに家を建てるのってちょっともったいないですよね?
ゆうとさん
土地を相続した場合、現在住んでいる家が賃貸などですぐに手放せる状態であれば新しく家を建てるのもいいでしょう。しかし、住んでいる家が持ち家なら、家を建てる必要はないでしょう。家を建てる場合と売る場合、どちらがおすすめかご紹介します

土地を相続したら、家を建てた方がいいのか、それとも売った方がいいのか迷うと思います。今回は、土地を相続した場合の手続きと、売却するケース・家を建てるケースでどのような費用がかかるのか詳しく説明します。

土地を相続する際の手続きと流れ

土地を相続することになったら、「ただ土地をもらう」というだけでは済みません。きちんとした手続きをしなければならないのです。

土地を相続した場合の手続きと流れ
  • 相続人が複数いるときは土地の分配方法を話し合う
  • 「遺産分割協議書」を作成し、相続人全員がそれに署名する
  • 相続登記をするのに必要な書類と費用の準備
  • 法務局にすべての書類を提出する

このように、土地を相続したらさまざまな手続きを行う必要があります。

ザックリと流れを見てみると簡単なようですが、相続人が複数いる場合は話し合いを持たなければならず、分配方法が決まるまでには時間がかかることもあるのです。

相続登記をする際は、

  • 土地の相続登記の申請書類
  • 相続人全員の戸籍謄本
  • 相続人全員の住民票抄本
  • 相続人全員の住民票謄本
  • 相続人全員の印鑑証明書
  • 被相続人の戸籍謄本
  • 被相続人の住民票の除票
  • 不動産の固定資産評価証明書
  • 不動産の全部事項証明書

これだけの書類が必要になります。「被相続人の戸籍謄本」は、出生から死亡まですべて必要になりますので注意してください。

土地を相続する際の最善の方法は?

土地を相続した場合、先ほどご紹介した手続きが必要になりますが、それが終わったら今度はその土地を売るか、それとも新しく家を建てるか考えなければなりません。

もちろんほかの選択肢もありますが、今回は相続した土地を売却するケースと、家を建てるケースを比較して、どちらが最善の方法なのか考えてみましょう。

土地を売却するケース

まず、土地を相続した後に売却するケースです。相続した土地を売る場合、以下のような税金がかかります。

土地売却でかかる
税金の種類
内容
譲渡所得税 所有する土地を売却したときに得た利益に対してかかる税金
印紙税 土地の売買契約書に貼り付ける印紙にかかる税金
登録免許税 抵当権を抹消するときにかかる税金
消費税 売却を依頼した不動産会社への仲介手数料にかかる税金

まず、譲渡所得税ですが、これは所有する土地を売却したときに得た利益に対してかかる税金で、売却益=利益ということではなく、売却益から必要経費や土地の購入費などを引いた金額にかかる税金ということになります。

印紙税は、土地の売買契約書に貼り付ける印紙にかかる税金です。

売却金額 印紙税
100万円超え500万円以下 2,000円
500万円超え1,000万円以下 10,000円
1,000万円超え5,000万円以下 20,000円
5,000万円超え1億円以下 60,000円

売却した土地の金額が高くなるにつれて印紙税も高くなります。

登録免許税は、不動産1つにつき1,000円なので、それほど気にしなくてもいいでしょう。消費税は、不動産会社の仲介手数料にかかる税金です。

このように、土地を売る場合は4つの税金がかかってくるということを覚えておくようにしましょう。

土地に新しく家を建てるケース

相続した土地に、新しく家を建てる場合はどうでしょうか。気を付けたいのが相続税や贈与税です。

相続した土地に家を建てる場合は、次のようなケースが考えられます。

ケース 課税の可能性がある税金
1.親名義の土地を無償で使う場合 相続税
2.親名義の土地で土地代を払う場合 贈与税、相続税
3.親名義から子供名義に変更する場合 贈与税

1つ目の、親名義の土地を無償で使い家を建てる場合、親が存命であれば賃借料などを支払わずに使わせてもらうことができるでしょう。

この場合、「使用貸借」といい、使用時に税金はかかりません。しかし、親が亡くなった場合は、相続税が発生することになりますので忘れないようにしましょう。

2つ目の、親名義の土地で、土地代を親に支払いながら家を建てる場合は、支払う土地代によって相続時の「相続税評価額」が変わってきます。

また、権利金(礼金のようなもの)相当額の贈与とみなされるため、その権利金相当額に対して贈与税が課せられることになります。

3つ目の、親名義から子供名義に変更する場合は、贈与税がかかることになります。親から子に土地を譲る際、お金を取ることはほとんどないと思いますが、「みなし贈与」といって譲った価格と時価との差額が贈与税の対象になるのです。

父母や祖父母など(直系尊属)から贈与を受けた場合で、その年の1月1日において20歳以上である子供や孫への贈与を「特例贈与財産」といいます。

例えば、親から時価2,000万円の土地を500万円で譲り受けた場合、差額の1,500万円が贈与税の対象となります。

1,500万円から基礎控除額110万円を引き、その金額に税率をかけて控除額を引きます。

【例】
1,500万円-110万円(基礎控除額)=1,390万円
1,390万円×40%-190万円=366万円

このような計算になります。1,500万円の特例贈与財産を受け取った場合は贈与税として366万円を支払わなければならないということです。

思い入れがないのであれば売却の方がオトク

土地の相続問題まとめ
  • 土地の相続にはさまざまな手続きが必要
  • 土地を売却する場合は、それほど多くの税金はかからない
  • 相続した土地に家を建てる場合は相続税や贈与税がかかり土地が高ければ税金も高くなる

土地を相続した場合、まずさまざまな手続きが必要になることがわかりました。例えば、相続した土地に家を建て、無償で使用していて、その後相続する場合は相続税がかかりますので注意しなければなりません。

家族だからといって、土地を安価で譲り受けても、「みなし贈与」といって譲り受けた価格と時価の差額に贈与税がかかります。

贈与税は、金額が高くなるほど税率も高くなりますので、持ち家がすでにある場合は相続した土地に家を建てるよりも、売却した方がオトクだと言えます。

まずは自分の家の「査定価格」を知っておくことが大切!

家を売るかどうかを決める前に、まずは家の査定価格を知っておきましょう。

できるだけ査定価格を高めるために必ずやってほしいのが「比較する」ということです。査定を1社に絞らず、数社にまとめて依頼するのです。

そうすることで、一番高い金額をつけてくれる不動産会社がわかるだけでなく、平均価格というのもわかります。最終的に売り出し価格は売主が決めることになるのですが、その際の参考にもなります。

かなちゃん

下記のように過去の査定額よりも最高額がつく事例があがっています。

<事例A>兵庫県加古川市

(売主予想)1,780万円⇒(実際の売却額)2,780万円

<事例B>大分県大分市

(売主予想)1,650万円⇒(実際の売却額)2,650万円

ゆうとさん

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不動産売却時に知っておきたい高く売る5つのコツ https://fudosan-uri.net/archives/1824 Wed, 16 Dec 2020 11:19:39 +0000 http://fudosan-uri.net/?p=1824 1円でも高く売りたい!押さえておきたいポイントをチェック
かなちゃん
不動産売却で一番気になることは、やっぱりいかに高く売るか…ってことですよね
ゆうとさん
そうですね。正直な話、みなさん自分が売ろうとしている不動産がどれくらいで売れるのか、その価格が一番気になると思います。そこで今回は、できるだけ高く売るためにはどうしたらいいのか…高く売るコツをご紹介します

不動産を1円でも高く売るにはどうしたらいいのでしょうか?不動産売却の機会というのは、人生でそう頻繁にやって来るものではありません。

「できれば高く売りたい!」と思っていても、それほど不動産売却に詳しくないために、売却した後にもっと高く売れる可能性があったことを知る人も多いのです。

ここでは、不動産を少しでも高く売るための秘密を5つご紹介します。

不動産を少しでも高く売るためのコツ

不動産を少しでも高く売るには、なんの苦労もいりません。ちょっとしたポイントを押さえておくだけでいいのです。

今回ご紹介するのは、誰にでも簡単にできる方法なので、ぜひチェックしてみてください。

①複数の不動産会社に相見積りを取る

不動産を高く売った人の多くが、この方法を使っているといっても過言ではありません。それほどまでに重要なのが「相見積りを取る」という方法です。

相見積りは、保険や車などさまざまなシーンで使えますが、要は「複数の会社に見積りを出してもらって、一番高いところを選ぶ」というものです。

不動産を売るときは、複数の不動産会社に見積りを依頼して、一番高値で買い取ってくれるところを選べばいいのです。

なぜ相見積りを取ることが重要なのか?というと、複数の不動産会社に見積りを依頼していることを伝えると、競争意識が働くためです。

A社は、絶対に自分の会社に依頼してほしいと思っているとします。そんなとき、「B社の方が、50万円ほど査定金額が高かった」と知らせると、もう少しがんばって査定金額を上げてくれる可能性があるということです。

もちろん例外はありますが、自分ががんばってお願いしなくても、相見積りを取るだけで不動産会社同士が競争してくれるため、自然と高値で買い取ってもらいやすいということになります。

②見積りを出してもらった不動産会社に理由を聞く

見積りを出してくれた不動産会社に、なぜその査定金額になったのか、理由を聞いてみましょう。「なんの意味があるの?」と思うかもしれませんが、これが実は大事なことなのです。

その査定金額になったのには、必ず理由があります。その理由をマイナスな面もプラスな面も両方的確に答えてくれる不動産会社は信頼できます。

反対に、理由があいまいで、こちらが突っ込んで聞いても答えられないような不動産会社は、買い取りたいがゆえに高い金額を提示しているだけ…という可能性もあるのです。

きちんと確認したうえで査定してくれているのか、どんな理由でその金額になったのか、というのを明確にしてもらうことで、どんな不動産会社かわかります。

不動産一括査定サイトなどで、一番高い金額をつけていても、実際は違う不動産会社の方がきちんと見てくれていて、最終的にはそこが一番高値で買い取ってくれた…ということもあるのです。

それだけ、「理由を聞く」ということは大切なのです。

③高く売れる時期を把握する

1円でも高く売りたいなら、「高く売れる時期」を把握することも忘れずに!一般的に、不動産が高く売れるのは1~3月と言われています。

4月からの新生活スタートに向けて新しい家を購入する人が増えるからというのが高くなる理由です。

その時期に売却活動をはじめられるように、年末までには不動産一括査定サイトで査定してもらい、準備を進めておきましょう。

時期を逃すと、1年間待つことにもなりかねませんので、スピード勝負ですよ!

④家を片付けてスッキリと見せる

高く売るためには、片付けも重要です。一見、不動産自体の値段とは関係ないように感じますが、それは机上査定までのこと。

机上査定で、実際の査定金額を出せるはずがありませんので、机上査定である程度の金額がわかったら訪問査定に移ります。

訪問査定のときは、不動産会社の人が実際に不動産を見に来ますので、データだけではなく外観や内装なども見ることになります。

そのときに、家の外に不用品が散乱していたり、家の中もごちゃごちゃしていたら…印象が悪くなってしまいます。

そのせいで値段が低くなってしまったら、ガッカリですね。高く売りたいと考えるなら、できるだけ「新しく」見えることが大切です。

実際には古い家でも、片付けておくと高く見えることがあります。スッキリ見せることは、価格にも影響すると覚えておきましょう!

⑤掃除の徹底&家の中を明るく見せる

片付けと同じように、掃除も大事です。片付けただけでほこりがたまっていては意味がありません。

訪問査定の日程が決まったら、それに合わせて大掃除をスタートさせましょう。明るい家というのも好印象なので、使わない部屋ならカーテンを取ってしまったり、床を磨いたりしてピカピカと輝く家にしておくといいですね。

査定のあとも、購入希望者が見に来るので、掃除は売れるときまできちんと続けるようにしましょう。

家を売るならまずは勉強!そして高く見せる努力をする

不動産を高く売るコツまとめ
  • 不動産一括査定サイトなどで相見積りを取る
  • なぜその金額になったのか?理由を聞く
  • 1年のうちで最も高く売れる時期を知る
  • 家の中、家の周りを片付けておく
  • 家の中の掃除を徹底し、明るく見せる努力をする

不動産売却で、1円でも高く売るためのコツは、とても簡単です。まずは、相見積りを取って一番高く買い取ってくれる不動産会社を選ぶこと、そしてなぜその金額になったのかをきちんと聞くことです。

そして、できるだけ一番高く売れる時期に合わせて売却活動を行い、訪問査定が決まったらきちんと家の中や家の周りを片付け、掃除をしておきます。

これは家の中や家の周り、いつも掃除を徹底している人なら特別やる必要のないことです。

こんなちょっとしたことで高く売れるなら、やったほうがいいに決まっていますよね!ぜひ、この5つのコツを覚えておいて、不動産売却の際にお役立てください。

まずは自分の家の「査定価格」を知っておくことが大切!

家を売るかどうかを決める前に、まずは家の査定価格を知っておきましょう。

できるだけ査定価格を高めるために必ずやってほしいのが「比較する」ということです。査定を1社に絞らず、数社にまとめて依頼するのです。

そうすることで、一番高い金額をつけてくれる不動産会社がわかるだけでなく、平均価格というのもわかります。最終的に売り出し価格は売主が決めることになるのですが、その際の参考にもなります。

かなちゃん

下記のように過去の査定額よりも最高額がつく事例があがっています。

<事例A>兵庫県加古川市

(売主予想)1,780万円⇒(実際の売却額)2,780万円

<事例B>大分県大分市

(売主予想)1,650万円⇒(実際の売却額)2,650万円

ゆうとさん

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不動産一括査定のメリットとデメリット https://fudosan-uri.net/archives/1822 Wed, 16 Dec 2020 11:19:18 +0000 http://fudosan-uri.net/?p=1822 不動産売却の新しい形「不動産一括査定」とは?
かなちゃん
不動産売却のときって、最初に不動産屋さんに電話するものだと思っていたけど、今は違うんですね
ゆうとさん
もちろん、そういう人も多いですが、今は『不動産一括査定サイト』を利用する人が増えているんです。はじめてだと利用する上でわからないことがあると思いますので、今日は不動産一括査定のメリット・デメリットについてご紹介します

不動産売却の際は、不動産会社に依頼するのが一般的ですが、最近はまず1社の不動産会社に絞る前に「不動産一括査定」を依頼する人が増えています。

不動産一括査定とはどのようなものなのか、またどんなメリット・デメリットがあるのかについて詳しく解説します。

複数の不動産会社に一括で査定を依頼できる

不動産一括査定というのは、複数の不動産会社に一括で査定を依頼する方法です。

「不動産一括査定サイト」と呼ばれるものがあり、ネット上で必要事項を入力するだけで、そのサイトと提携している不動産会社に一括で査定をお願いすることができます。

サイトによって一回に依頼できる不動産会社の数は異なりますが、だいたい5~10社ほど依頼できるところがほとんどです。

不動産一括査定のメリット

不動産一括査定にはどんなメリットがあるのでしょうか?不動産一括査定サイトを使うと便利な点についてご説明します。

不動産会社1社1社に電話しなくて済む

1つ目のメリットは、「不動産会社1社1社に自分で電話しなくていい」というところです。不動産売却の際、自分で不動産会社に査定を依頼するとなると、

  • 信頼できそうな不動産会社を探し、その中から数社をピックアップする
  • 不動産会社に直接電話をかけて査定を依頼する
  • 1社1社必要な情報を自分で管理する

このような流れになります。まずは信頼できそうな不動産会社を探すために情報収集をして、その中から数社ピックアップします。

そのあとは、自分で不動産会社に電話をかけて査定を依頼します。また、その際に査定金額がいくらだったか、必要事項などをメモしておくなど、自分できちんと情報を管理しなければなりません。

不動産会社によっては、かなりしつこい勧誘の電話がかかってくることもありますので、不動産会社選びは重要になります。

また、これらの流れを実行しようとすると1日から数日は時間を要するでしょう。

その点、不動産一括査定サイトなら、ネット上で査定依頼が完結してしまうので時間はものの5分で済みます。

サイトで必要事項を入力し、そのサイトに提携している不動産会社の中から数社選ぶだけです。

サイトによっては、入力内容に応じたおすすめの不動産会社を紹介してくれるところもありますので大変便利です。

このように、自分でやるには労力がかかる作業を、無料で代行してくれるのが不動産一括査定サイトの最大の利点と言えます。

家にいながら簡単に不動産の査定をお願いできる

2つ目は、ネット上で査定依頼ができるところです。家にいながら簡単に不動産の査定をお願いできる手軽さが人気の秘密です。

日々仕事に追われて忙しい方、家の用事で忙しい方は、不動産会社に1社1社電話をかけるのも大変なことだと思います。

不動産会社の営業時間内に電話がかけられるかどうかもわからない…という方は、24時間いつでも査定依頼ができる不動産一括査定サイトがおすすめです。

また、離婚時の財産分与として家を売りたいと考えている方などは、誰にも知られることなく査定金額を調べることができるため便利ですね。

一番高い値段で買い取ってくれる不動産会社を選べる

3つ目のメリットは、一番高く買い取ってくれる不動産会社がすぐにわかるというところです。数社一気に比較することができるため、一番高いところと一番安いところが一目瞭然です。

また、データとして出てくるので、あとで訪問査定に来た際に電話で言っていた金額と違う…というトラブルも防げます。

自分で5~10社の不動産会社を選んで、すべてに査定依頼をして、金額を調べるというのは結構大変だと思います。

それが、不動産一括査定サイトなら数分でできてしまい、とても便利なので、多くの方に利用されているのです。

かなちゃん
確かに、10社自分で電話をかけて…なんてやっていたら、何日かかるかわからないし、ちゃんとメモしておかないと査定金額も忘れてしまいそう。不動産一括サイトなら一目瞭然!というのはありがたいわね

不動産一括査定のデメリット

不動産売却の際、売りに出したい不動産の価格を調べるのに便利な不動産一括査定サイトですが、デメリットはあるのでしょうか?

地域によって営業エリア外の場合がある

不動産会社では、営業エリアというのが決まっています。例えば、売りに出したいと考えている不動産のある場所が、査定依頼したい不動産会社の営業エリア外だった場合は査定してもらえないことがあります。

「田舎の実家を売却したい」というときなど、場所によっては大手不動産会社の営業エリア外で、査定してもらえなかった…というケースは結構あるようです。

しかし、そういうときは、地域密着型の不動産会社と多く提携している不動産一括査定サイトを選ぶようにすればいいので、これだけを理由に利用しないというのはもったいないですよ。

サイトによってはしつこい勧誘を受けることがある

不動産一括査定サイトを利用した方の口コミの中には、「しつこい勧誘を受けた」というものがありますので、利用するのをためらう方がいるかもしれません。

これに関しては、大変難しいところですが、例えば自分で不動産会社に電話をかけて査定を依頼した場合でも、「そろそろ売却しませんか?」という電話はかかってくるはずです。

電話の方が、営業マンと個人的に話をしているため、しつこくされる可能性が高くなります。

だいたいの相場だけを知りたい…という方は、不動産一括査定サイトでザックリとした価格を調べた方が、しつこくされる確率は低いでしょう。

また、電話がかかってきたときには「価格を知りたかっただけなので、検討中です!」とはっきり伝えればいいだけです。

また、電話がかかってきたときには「価格を知りたかっただけなので、検討中です!」とはっきり伝えればいいだけです。

提携している不動産会社がサイトによって異なる

不動産一括査定サイトでは、提携している不動産会社がサイトによって異なります。数も大きく違いますので、できれば多くの優良な不動産会社と提携しているところを選ぶようにしましょう。

また、大手不動産会社が多いところ、地域密着型の不動産会社が多いところ、両方のバランスが取れているところ…など、サイトによって特徴も変わります。

自分が査定を依頼したい不動産会社が多く提携しているところを選ぶと一括で査定してもらうときに便利ですよ。

総合的に見て不動産一括査定を依頼したほうがオトク

不動産一括査定サイトのメリット・デメリットまとめ
  • 不動産一括査定サイトでは無料で複数の不動産会社にまとめて査定依頼できる
  • 家にいながらにしてすぐに価格を調べることができる
  • しつこい勧誘は断り方次第で回避できる
  • 自分が依頼したい不動産会社と提携しているサイトを選べばOK

不動産一括査定サイトにはメリットもデメリットもありましたが、デメリットは少し工夫することでメリットになるものが多いことがわかりました。

つまり、不動産の価格を調べるなら不動産一括査定サイトを使わない手はない!と言えます。忙しい方、またしつこい勧誘をできるだけ回避したい方はぜひ利用してみてください。

まずは自分の家の「査定価格」を知っておくことが大切!

家を売るかどうかを決める前に、まずは家の査定価格を知っておきましょう。

できるだけ査定価格を高めるために必ずやってほしいのが「比較する」ということです。査定を1社に絞らず、数社にまとめて依頼するのです。

そうすることで、一番高い金額をつけてくれる不動産会社がわかるだけでなく、平均価格というのもわかります。最終的に売り出し価格は売主が決めることになるのですが、その際の参考にもなります。

かなちゃん

下記のように過去の査定額よりも最高額がつく事例があがっています。

<事例A>兵庫県加古川市

(売主予想)1,780万円⇒(実際の売却額)2,780万円

<事例B>大分県大分市

(売主予想)1,650万円⇒(実際の売却額)2,650万円

ゆうとさん

チャット形式で質問に答えるだけで簡単に査定してもらえますよー。

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不動産を一番高く売る方法!○○を使ってお得に家を売却する人が続出 https://fudosan-uri.net/archives/1797 Wed, 16 Dec 2020 11:12:21 +0000 http://fudosan-uri.net/?p=1797
かなちゃん
高齢化社会で、空き家問題や実家を相続するなど、家を売りたい人が増えてきているみたいですね
ゆうとさん
そうなんです…今は核家族化が進んでいて、実家を出て家庭を持つ人たちが増えているので、実家が古くなって譲り受けても、住まずに売る人が多いんです
  • 実家を相続したけど、住んでいる家があるから建て直さずにそのまま売りたい…
  • 親が亡くなったあと、空き家になってしまっているから何とかしたい…
  • 親族から土地をもらったけれど、家を建てるなら売ってお金にしたい…

さまざまな理由から家や土地を売りたいと考える人が増えています。近年は、空き家問題が深刻化しており、放置すると税金が取られますので、空き家になってしまったらすぐに売るのがおすすめです。

しかし、売り急ぐあまり安い価格で売ってしまう人も増えているのだとか…。今回は、できるだけ損をせずに、高く売る方法をご紹介します。

家をより高く売るなら比較するに限る

1つの商品の価格を決めて売りに出し、それが欲しい人が次々に値段をつけていく…というオークションをご存知でしょうか?

オークションサイトを利用した方ならわかると思いますが、オークションでは、その商品にどれくらいの価値があるかを客観的に知ることができます。

家も、オークションと同じように「需要と供給」で価格が決まるものなのです。

家をオークションに出すのは難しいですが、それと同じようなことが複数の不動産会社にまとめて査定を依頼する方法で叶います。

不動産会社にはそれぞれ得意とする分野があり、マンションの売買に優れている、一戸建ての販売実績が豊富である…など、得意分野によって価格に差が生まれます。

だからこそ、いろんな不動産会社を比較して、一番高い価格をつけてくれるところを選ぶのがベストなのです。

安く売ってしまう人の問題点

かなちゃん
自分が思っている以上に安く売ってしまった人は、どんな問題点があったのでしょうか?知っておくと安心できそう

それでは、安く売ってしまった人の例を参考にして、勉強していきましょう。

①不動産会社を1社に絞ってしまう

先ほどもご紹介したとおり、不動産売却の際は、複数の不動産会社に査定を依頼したほうがいいのです。

1社に絞ってしまうと、ほかの不動産会社の価格と比較できないため、相場がわからないまま売ることになってしまいます。

また、不動産会社によっては、競争相手がいないとわかると安い値段を提示してくることがあります。そういうトラブルを防ぐためにも、必ず数社は比較したほうがいいでしょう。

②1回しか見積り依頼をしない

過去に見積りを出したことがあるからと、その過去のデータで売りに出してしまうのは危険です。なぜなら、不動産の相場は常に変化し続けているからです。

1年前に見積りを出してもらって、その金額が高かったから、その不動産会社に依頼するというのは賢明ではありません。1年経つと不動産もそれだけ古くなりますし、また相場も変わっています。

過去に見積りを出したことがあるからといって、そのままの情報を鵜呑みにするのではなく、もう一度しっかりと「現在」の金額を調べる必要があります。

この2点に気を付けて不動産売却のタイミングを考えましょう!

見積り依頼をするベストな時期はいつ?

不動産は値が動くので、いつ売るのがベストなのかわからなくて迷ってしまう方もいるでしょう。

確かに、高い時期に売るのがベストなのですが、そればかり気にしていても売るタイミングを逃してしまいます。

では、不動産の売り時はいつなのでしょうか?ズバリ、売り時は「自分が売りたいと思ったとき」で考えるのが一番です。

急いで手放す必要がない…という方もいるかもしれませんが、高くなる時期を待っていて、価格が下がってしまうことも考えられます。

現在、コロナの影響から不動産の価格は下降気味ですが、これから上がるのか下がるのかは、専門家でも予測できないと言われているのです。

株などと同じで「上がるかもしれない」「下がるかもしれない」と思いながら待っていると損をしてしまう可能性もあります。

不動産売却を決めたなら、そこが売り時だと思ったほうがいいかもしれません。

不動産会社1社1社に個別に電話しなくてOK!

家は売りたいときに売るのがいいのですが、1社1社不動産会社に電話をかけて査定を依頼するのは大変です。途中で挫折してしまう方もいるでしょう。

複数の不動産会社に1社ずつ電話をかけるのは手間がかかるし、自分でやると情報を管理しておくのも大変です。

また、電話だと口約束なので、電話で言われた見積り額と違った…なんてこともあるでしょう。

そこで、おすすめしたいのが、まとめて複数の不動産会社に査定を依頼することができる「不動産一括査定サイト」です。

不動産一括査定サイトは、サイト上で必要事項を入力するだけで複数の不動産会社にまとめて一括で査定を依頼することができます。ネット上で査定依頼できるので、とても楽な方法なのです。

ゆうとさん

こちらがオススメの「イエウール」という不動産一括査定サービスです。今すぐは売るつもりがなくても、将来的に売る可能性のあるすべての方にオススメです。

かなちゃん

下記のように過去の査定額よりも最高額がつく事例があがっています。

<事例A>兵庫県加古川市

(売主予想)1,780万円⇒(実際の売却額)2,780万円

<事例B>大分県大分市

(売主予想)1,650万円⇒(実際の売却額)2,650万円

ゆうとさん

チャット形式で質問に答えるだけで簡単に査定してもらえますよー。

イチ押し不動産一括査定サイト「イエウール」のおすすめポイント

ゆうとさん
不動産一括査定サイトでの無料査定は今じゃ常識!ともいえるほど定番です。しかしいろいろなサイトがありますので、サイト自体も選ばないといけません。私のおすすめはイエウールです

①全国の不動産会社1,600社以上と提携している

イエウールは、日本全国47都道府県の不動産会社、1,600社以上と提携していて、その数の多さは不動産一括査定サイトの中でも上位になります。

多くの不動産会社と提携しているということは、それだけ選択肢が多くなりますので、ユーザーにとってはうれしいポイントです。

大手不動産会社だけでなく、地域密着型の地元の不動産会社とも連携しているので、田舎の実家を売りたい…という方にもおすすめです。

②最大6社の不動産会社にまとめて見積り依頼可能!

たくさんの不動産会社の中から最大で6社選んでまとめて見積りを依頼することができます。

この数を見て多いと感じる人もいれば、少ないと感じる人もいるでしょう。多いサイトでは最大10社に見積り依頼できるところもあります。

しかし、10社と比較しても選ぶのは1社です、多いとそれだけ連絡を取り合う不動産会社が増えることになりますので、多いから必ずしもいいというわけでもありません。その点から考えると、最大6社というのはちょうどいい数だといえます。

③悪徳企業排除!優良な不動産会社だけを集めている

不動産会社の中には悪徳企業もあるのは確かです。しかし、一般的には、家を売ったり買ったりというのは人生のうちで1回あるかないかでしょう。

つまり、不動産会社について詳しく知る機会はそれほど多くないということです。だから、私たちはどこの不動産会社がいいのか、悪いのかよくわからない状態なのです。

とりあえず名前が有名ならOKと思うかもしれませんが、それだけで判断してしまうのは危ないですね。

その点、イエウールでは悪徳企業を排除する取り組みをしています。お客様からクレームが多いような会社はイエウールに登録できません。

言ってみればイエウールと提携している不動産会社は、すべて優良企業なのです。優良企業の中から選ぶことができるというのはとても安心です。

不動産会社についてよく知らない人も、イエウールを利用すれば適正価格で、だまされることなく不動産売却ができる…ということになります。

④1,000万人以上の利用者がいる

ほかのサイトに比べて利用者数が多いのが特徴です。利用者数が多いと、その分提携を依頼したい不動産会社が増えるということになりますので、ユーザーの選択肢も増えます。

ユーザーの声が反映されやすいというメリットもあるので、利用者数の多さは選ぶうえでの大事なポイントになるのです。

イエウールの利用方法と不動産売却の流れ

イエウールの利用方法と流れをご紹介します。

  1. イエウールのホームページ(https://ieul.jp/)を開く
  2. 都道府県/市区町村/町名/物件種別を選ぶ
  3. 査定スタートを押す
  4. 査定物件の所在地/専有面積/間取り/築年数/物件の状況/物件との関係を入力する
  5. お客様情報の入力(名前/年齢/電話番号など)
  6. 査定方法を選択(机上査定/訪問査定)
  7. 無料査定スタート

実質3分ほどあれば入力が完了します。最後におすすめの不動産会社が選出されますので、お好みの会社を選んでください。訪問査定を選んで、物件を見に来てもらうこともできますよ。

不動産売却なら複数の不動産会社に見積りを依頼しましょう

不動産価格は動いているから、これから上がる可能性もあるかもしれません。確かにマンションは近年上昇傾向にありましたが、新型コロナの影響がどう出るか…これからのことは読めないというのが正直なところです。

過去10年を振り返ると、不動産価格は上がってきているといえます。特にマンションは2013年あたりから上昇傾向にあります。しかし、新型コロナウイルスの影響で今後下がることが予想されているため、今がピークと見る人も少なくありません。

売り急ぐ人が増えると、当然のことながら価格は下がります。その前に、決断をする必要があるのです。

ぜひ、イエウールで見積りだけでも出してみてくださいね!

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不動産売却に税金はどれくらいかかる?税金の計算方法と節税の裏ワザ https://fudosan-uri.net/archives/1793 Wed, 16 Dec 2020 11:10:04 +0000 http://fudosan-uri.net/?p=1793 不動産を売却するとどんな税金がかかるの?
かなちゃん
親の家、いくらで売れるかな~ワクワクします!いきなり大金持ちになっちゃうかもしれませんよね
ゆうとさん
…やっぱり。不動産が売れたら、それには税金がかかるんですよ。知っておかないと危険です!

不動産を売却したら、税金がかかる…ということはほとんどの人が知っていると思いますが、どのような税金がどれくらいかかるのかというのは、実際に不動産の売却活動をはじめないとわからないものです。

今回は、不動産を売却したときにかかる税金の種類と計算方法、少しでも税金を安く抑える裏ワザについてご紹介します。

不動産売却時にかかる税金

不動産売却時には、売ったことで出た利益に対して税金がかかります。どのような税金がかかるのか、またどうやって計算したらいいのか…わからない方のために、税金の種類について解説します。

不動産売却による譲渡所得に課税される

一般的には、収益を得ると、それには所得として税金がかかります。サラリーマンのお給料が一般的なものですが、それ以外にも家賃収入や当選金なども税金の対象となります。

譲渡所得とは、不動産売却によって得られた収益のことで、売却益と呼びます。この売却益は、そっくりそのまま売却金額というわけではありません。

どういうことかというと、譲渡所得というのはあくまでも「利益」のことなので、

  • その不動産を手に入れたときの費用
  • 手に入れるときにかかった費用
  • 売るときにかかった費用

この3つを差し引いた金額が譲渡所得ということになります。

例えば、譲渡費用として計算できるのは仲介手数料や印紙税、建物の解体費用や測量費などです。しかし、売却と関係ない測量費や土地の造成費用は譲渡費用の対象外になることがあるので、詳しくは不動産会社に尋ねてみるといいでしょう。

売却した不動産が、買ったときよりも値上がりしている場合は得をしたことになり、譲渡所得がプラスになります。しかし、値下がりしている場合は売って損をすることになるので「売却損」が出ることになります。売却損のことを「譲渡損失」と言います。

また、取得費において、建物の購入代金や建築費などは建てた当時の金額がまるまる差し引けるわけではなく、築年数に応じた減価償却費相当額を差し引いて計算しなくてはなりません。

相続した不動産などで取得費がわからないときは、収入金額の5%相当を取得費とすることができるので、そのあたりも不動産会社に聞いてみてください。

かなちゃん
売れたお金にまるまる税金がかかるわけじゃないのね。それは少しほっとしたけど、計算するのがなかなか大変な気がするわ

不動産の譲渡所得の計算方法

かなちゃん
売った金額のすべてに課税されると思ったけど、買ったときの金額や買ったときにかかった費用、売ったときにかかった費用も差し引くことができるんですね
ゆうとさん
そうなんです、お給料とかだとそのすべてに課税されますが、不動産売却における譲渡所得はあくまでも利益に対して課税されるんです

譲渡所得の計算式を見てみましょう!また、所有期間で税率が変わるので、そのあたりも詳しくご紹介します。

譲渡所得の計算式

譲渡所得の計算式は、以下のようになります。

譲渡所得=収入金額-取得費-譲渡費用

収入金額:売ったときの金額
取得費:買ったときの金額と買ったときの費用の合計
譲渡費用:売ったときの費用

このように、譲渡所得から収入金額、取得費、譲渡費用を差し引いた残りの金額に課税されるということです。

所有期間で税率が変わる

不動産売却時の譲渡所得は所得とみなされるため、所得税と住民税の対象になります。しかし、給与所得と違い、不動産の譲渡所得は「分離課税」になっているので注意しましょう。

少しややこしいのですが、譲渡所得の税額を計算する場合、税率は売却した年の1月1日時点でその不動産を所有していた期間によって決められます。
※2013年~2037年まで、復興特別所得税として所得税額に2.1%プラスされます。

短期譲渡所得
(所有期間5年以下)
39.63%
(所得税30%+復興特別所得税0.63%+住民税9%)
長期譲渡所得
(所有期間5年超)
20.315%
(所得税15%+復興特別所得税0.315%+住民税5%)
長期譲渡所得
(所有期間10年超
マイホームの軽減税率の特例)
譲渡所得6000万円以下の部分:14.21%
(所得税10%+復興特別所得税0.21%+住民税4%)
譲渡所得6000万円超の部分:20.315%
(所得税15%+復興特別所得税0.315%+住民税5%)

このように、所有期間によって税額にこれだけ大きな差が出てしまいます。所有期間はとても重要になってきますので、売る時期をきちんと確認しておくといいでしょう。

不動産売却の節税ポイント

不動産売却は時期によって税額に大きな差があるということがわかりましたが、ほかにも節税のポイントがありますのでいくつかご紹介します。

マイホーム売却時は特例が適用される

先ほどの表にもありますように、マイホームを売却する際は特例が受けられます。マイホーム売却時に受けられる特例は以下のとおりです。

特例の種類 内容 併用の可否
節税の特例 3,000万円特別控除 譲渡所得から3,000万円を控除できる 「所有期間10年超の居住用財産を譲渡した場合の軽減税率の特例」と併用できる
所有期間10年超の居住用財産を譲渡した場合の軽減税率の特例 3,000万円特別控除後の譲渡所得にかかる税率を下げる 「3,000万円特別控除」と併用できる
税金還付を受けられる特例 特定の居住用財産の買換え特例 買換えなどで新たに住宅を購入したときに課税の繰り延べができる 併用できない
居住用財産の買換えに係る譲渡損失の損益通算及び繰越控除の特例 買換える場合、譲渡損失を繰り越して控除できる 併用できない
居住用財産に係る譲渡損失の損益通算及び繰越控除の特例 買換えをしない場合、譲渡損失のうち住宅借入金などの金額から、譲渡資産の譲渡価額を控除した金額を上限に、ほかの所得との通算および繰越控除ができる 併用できない

このように、マイホームを売却する際は特例を請けることができますが、併用できるものとできないものがあるので注意しましょう。

また、同居していない親から相続した家はマイホーム(自分が現在住んでいる家)ではないため、これらの特例は受けられません。

3,000万円特別控除で税額ゼロ

マイホーム売却時の税金特例として「3,000万円特別控除」というのがあります。これは、譲渡所得が3,000万円より小さい場合、税金がかからない…というものです。

不動産を売って得られた譲渡所得には、所得税・復興特別所得税・住民税がかかります。しかし、マイホーム(居住用財産)を売った場合には譲渡所得から3,000万円を差し引くことができるのです。

特例を利用する場合の計算式は、

(譲渡所得-3,000万円)×税率=税額

このようになります。譲渡所得が3,000万円より小さい場合、税額はゼロになるというわけです。超えてしまっても、その超えた金額に対して課税されることになります。

買い替え時は「住宅ローン控除」と比較して決める

注意点として、3,000万円特別控除は一度利用すると翌年、翌々年は利用できないという決まりがあります。

また、「住宅ローン控除」といって、住宅ローンの借り入れから10年間、ローン残高の1%相当額が所得税から差し引かれるという控除も3,000万円特別控除と併用できません。

マイホームを売って、新しく住宅ローンを借りて買い換える場合は、売却益が出ていたら3,000万円特別控除を受けるか、住宅ローン控除を受けるか選択する必要があります。

住宅ローン控除を受けることによって控除される税額と、3,000万円特別控除を利用しない場合に課税されていた所得税額を比べて、多い方を選ぶといいでしょう。

3,000万円特別控除を受ける場合の注意点

3,000万円特別控除を受ける際に気を付けておきたいポイントがあります。

3,000万円特別控除を受けるときの注意点
  • 自分が住んでいる家であること
  • 以前住んでいた家でも住まなくなって3年目の年末までに売ればOK
  • 住まなくなって3年目の年末までに売れば、家を人に貸していてもOK
  • 取り壊して売却する場合、取り壊した日から1年以内に売買契約をし、住まなくなって3年目の年末までに売ればOK

3,000万円特別控除を受けるときは、マイホーム(自宅)であることが前提ですが、以前住んでいた家であっても、住まなくなって3年目の年末までに売れば控除の対象になります。

不動産売却でかかる税金についてきちんと確認しておくと安心です

不動産売却でかかる税金まとめ
  • 不動産売却の譲渡所得に課税される
  • 以前住んでいた家でも住まなくなって3年目の年末までに売ればOK
  • 所有期間によって税率が変わる
  • マイホーム売却時は受けられる特例がある

不動産売却時には税金がかかりますが、譲渡所得は売却金額ということではなく、買ったときの金額や買うときにかかった費用、売るときにかかった費用などを差し引いた金額になるので注意が必要です。

また、所有期間5年以下か5年以上かによっても税率が大きく変わるため、購入年月日を確認しておきましょう。マイホームを売る際は、特例が受けられるのでこちらも併せて確認しておくと安心です。

まずは自分の家の「査定価格」を知っておくことが大切!

家を売るかどうかを決める前に、まずは家の査定価格を知っておきましょう。

できるだけ査定価格を高めるために必ずやってほしいのが「比較する」ということです。査定を1社に絞らず、数社にまとめて依頼するのです。

そうすることで、一番高い金額をつけてくれる不動産会社がわかるだけでなく、平均価格というのもわかります。最終的に売り出し価格は売主が決めることになるのですが、その際の参考にもなります。

かなちゃん

下記のように過去の査定額よりも最高額がつく事例があがっています。

<事例A>兵庫県加古川市

(売主予想)1,780万円⇒(実際の売却額)2,780万円

<事例B>大分県大分市

(売主予想)1,650万円⇒(実際の売却額)2,650万円

ゆうとさん

チャット形式で質問に答えるだけで簡単に査定してもらえますよー。

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不動産仲介ってナニ?仲介手数料や利用するときの注意点をご紹介 https://fudosan-uri.net/archives/1791 Wed, 16 Dec 2020 11:09:34 +0000 http://fudosan-uri.net/?p=1791 不動産を売却するときの「仲介」ってそもそもなに?
かなちゃん
不動産を売るときって、仲介手数料が高いイメージがあるんですけど。自分で売るのはダメなんですか?
ゆうとさん
自分で売るというのでもいいですが、それなりの勉強が必要ですし、自分で広告を出したり、宣伝するのも結構お金がかかるものです。それならプロにお願いしたほうがいい…ということになるんですよ

そもそも、不動産仲介とは何なのか?また怪しい会社を見つける方法はあるのか?今回は、不動産の仲介会社や手数料について詳しくご紹介します。

■不動産仲介の流れ
  • 不動産会社に仲介を依頼する(媒介契約を結ぶ)
  • 売主の代わりに宣伝活動を行い、不動産を買いたい人を探してくれる
  • 購入希望者があらわれたら売買契約を結ぶ
  • 仲介してくれた不動産会社に報酬(仲介手数料)を支払う

不動産を売却するときの「仲介」とは、不動産を売りたい人と買いたい人を繋げるものです。不動産を売却するとき、不動産会社に仲介を依頼すると、売主に代わってその不動産を買いたい人を探してきてくれます。

依頼する際に結ぶ契約を「媒介契約」と言い、媒介契約を結ぶと不動産会社が宣伝活動を開始し、買いたい人を探してきてくれる仕組みです。

購入希望者があらわれて、購入が決まったら売買契約を結びます。その時点で、仲介してくれた不動産会社に支払う報酬を「仲介手数料」と言います。

不動産仲介と買取の違い

不動産を売るときは、仲介のほかに買取という方法もあります。買取では、不動産会社に売却したい不動産を買い取ってもらいます。

買取は、確実に売れる、また早く売れるというメリットがありますが、その分売却価格は仲介の場合と比べて、安くなる傾向にあります。

急ぎの場合、また金額はあまり問わない場合には買取でもいいかもしれませんが、もし時間に余裕があって、できるだけ高い金額で売りたいときは仲介がおすすめです。

かなちゃん
買取は急いでいる人にはいいけど、安くなっちゃうことが多いのね…それなら仲介会社に依頼したほうがいいかも

仲介手数料とは?

「仲介手数料は高い!」というイメージがありますが、どのように設定されているのでしょうか?ここでは、仲介手数料について詳しく解説します。

契約が成立したときに払う手数料

先ほどもご紹介したとおり、仲介手数料は売買契約を結び、不動産が売れたときに、そのお礼として不動産会社に支払うお金です。

自分たちの代わりに宣伝活動を行い、購入者を紹介してくれた…ということで、報酬として支払います。あくまでも「成功報酬型」なので、売買契約が成立するまで払う必要はありません。

契約締結時に50%を、不動産の引き渡し完了時に残りの50%を支払う形式が一般的ですが、まとめて支払ってももちろんOKです。

仲介手数料は法律により上限が決まっている

仲介手数料は、法律によって上限が定められています。

依頼者(一方)から受け取れる報酬額
取引額 報酬額(税抜)
取引額200万円以下の金額 取引額の5%以内
取引額200万円を超え400万円以下の金額 取引額の4%以内
取引額400万円を超える金額 取引額の3%以内

※仲介手数料は消費税の課税対象となるので、別に消費税がかかります。

不動産会社は、販促(広告費)、不動産調査費用、契約手続き費用、不動産購入希望者の案内といった仲介を行ってくれますが、それによる費用を仲介手数料と別に請求されることはありません。

このような名目で別途費用を請求される場合は、良心的な不動産会社とはいえませんので、どのような費用がかかるのか事前に確認しておきましょう。

ただし、通常の仲介では発生しないような出張や広告宣伝を依頼する場合は仲介手数料と別に費用がかかることもありますので注意してください。

仲介手数料の計算方法

仲介手数料は、上限が決まっていますが計算方法が少しややこしくなっています。例えば、売買価格が1,000万円の場合、「400万円以上」に該当するから3%…というわけではないのです。

【売買価格1,000万円の仲介手数料の計算方法】

  • 200万円までの部分:200万円×5%=10万円
  • 200万円超 400万円までの部分:200万円×4%=8万円
  • 400万円超 1,000万円までの部分:600万円×3%=18万円

合計:36万円(+消費税)

このように、分解して計算する必要があるので少し難しいのです。400万円を超える場合は、速算が使えます。

売買価格×3%+6万円+消費税

こちらの計算式で上限額を出すことができますので、売買価格が400万円を超える場合はこちらの計算方法を使ってみてください。

仲介手数料無料の会社のカラクリ

最近、「仲介手数料無料」と謳っている不動産会社が増えてきています。

実は、不動産会社の収入は仲介手数料なので、これをもらわないと収入はゼロになってしまいます。したがって、仲介手数料が無料ということはなく、どこかで収入を得ていることになります。

仲介には、「片手仲介」と「両手仲介」の2種類あります。売主と買主がそれぞれ仲介を依頼し、それが別の不動産会社である場合、片手仲介になります。

片手仲介では、売買契約が成立すると、売主側の仲介会社は売主から、買主側の仲介会社は買主から仲介手数料をもらいます。

一方、売主と買主が同じ仲介会社に依頼した場合、両方から手数料をもらうことができます。これを両手仲介と言います。両手仲介の場合は、売主から手数料をもらわなくても買主からもらうことで利益を確保できます。

つまり、売主に「手数料無料!」と宣伝することで、売主を集めることができ、集客率がアップするのです。物件が多くなると買いたい人が集まってきて、自然と売れやすくなります。そのため、売主から手数料をもらわなくても成り立つというわけです。

それ以外の理由ももちろんありますが、仲介手数料無料を謳っているときは、両手仲介であるケースが多いです。

不動産会社の正しい選び方

かなちゃん
なるほど!不動産会社も物件が多い方が買う人も増えるから、仮に売主の手数料分を損しても利益になるということなのね
ゆうとさん
手数料無料だからといって必ずしも悪い会社というわけでもないのですが、不動産会社を選ぶ際にはちょっとした注意が必要です

不動産会社を選ぶときに、気を付けたいポイントをまとめました。

ネームバリューだけでなく販売実績やサービス内容をチェック

有名な不動産会社だから大丈夫!と思うのは少し危険です。大事な不動産の販売をお願いする会社ですから、しっかりと販売実績の確認をしておく必要があります。

また、不動産会社によってサービス内容が異なりますので、そこもチェックしておきましょう。

不動産会社のサービス内容の一例
  • 売り出して3ヶ月以内に売れなかった場合は査定価格の90%以内で買い取る
  • 問い合わせ~アフターフォローまで1人の営業マンが担当する
  • 営業担当者の97%が宅建の資格を持っている
  • 土地診断・補修保証・ハウスクリーニングなどのサービスを用意している
  • 空き家トータルサポート・土地測量調査サービス・住宅設備修理サポートといったサポートが充実している

このように、不動産会社によってサービス内容が異なります。力を入れている分野(マンション・一戸建て・土地)なども異なるため、不動産会社の特色を見て決めるのがおすすめです。

売却したい物件と同じような物件の販売実績があるかチェック

「売却する不動産と同じような条件の物件を実際に売った実績があるか」というのも大事なチェックポイントです。

販売実績がないと、比較する対象がないので相場がわからないまま不動産会社に任せるしかなくなってしまいます。同じような家、マンション、土地の販売実績があるか事前に確認しておきましょう。

「囲い込み」をしない会社か必ずチェック

不動産会社は通常、売主から不動産売却の仲介を依頼されると、大臣指定のデータベース指定流通機構(レインズ)に物件情報を登録します。

不動産業界全体で、物件の情報を共有し、早く売れるように努めなければならないのですが、たまに「囲い込み」と呼ばれる行為をする不動産会社があります。

囲い込みとは、ほかの不動産会社から「こちらの物件を買いたがっている人がいるので案内させてほしい」という連絡を受けたとき、「もう申し込みが入っているので無理です」とウソをついて断ることです。

自分の会社で売りたいがためにウソをついて物件を独占することは法律で禁止されています。しかし、囲い込みをしているかどうかを見極めるのはとても難しいことです。

あらかじめ、囲い込み行為をしていないか不動産会社に確認しても「うちはしています」と正直に言うとは考えられません。この場合は、口コミなどのチェックが有効です。

「なかなか売れなかった」「囲い込みと取れる行為をしていた」…という口コミを見つけたら、まずその不動産会社は信用しない方がいいでしょう。

営業マンの人となりや販売実績をチェック

不動産が売れるか売れないかは、営業マンによるところも大きいと言います。

電話対応をしてくれた営業マンや、訪問査定に来てくれた営業マンの人となりをチェックすることも忘れずに!また、営業マンの販売実績もあらかじめ聞いておくといいでしょう。

仲介での不動産売却はラク!でも注意したいポイントも…

不動産仲介についてのまとめ
  • 仲介手数料は、不動産が売れたときに不動産会社に支払う手数料
  • 仲介手数料には上限がある
  • 仲介手数料無料にはちょっとしたカラクリがある
  • 信頼できる不動産会社を探すことが大切

仲介での不動産売却は、不動産を売りたい人のほとんどが選択する方法です。自分で売る方法はなかなかハードルが高いですし、買取になると金額が下がってしまうので、仲介での不動産売却が一番おすすめです。

仲介手数料は上限が決まっているので、あらかじめ計算式を知っておくと、びっくりするくらい高い手数料を請求されたときにも、指摘できるので安心です。

売却したい不動産が希望価格で売れるかは、不動産会社、もっと言えば営業マンにかかっています。できるだけ高値で、スムーズに売れるように、信頼できる不動産会社を選びましょう!

まずは自分の家の「査定価格」を知っておくことが大切!

家を売るかどうかを決める前に、まずは家の査定価格を知っておきましょう。

できるだけ査定価格を高めるために必ずやってほしいのが「比較する」ということです。査定を1社に絞らず、数社にまとめて依頼するのです。

そうすることで、一番高い金額をつけてくれる不動産会社がわかるだけでなく、平均価格というのもわかります。最終的に売り出し価格は売主が決めることになるのですが、その際の参考にもなります。

かなちゃん

下記のように過去の査定額よりも最高額がつく事例があがっています。

<事例A>兵庫県加古川市

(売主予想)1,780万円⇒(実際の売却額)2,780万円

<事例B>大分県大分市

(売主予想)1,650万円⇒(実際の売却額)2,650万円

ゆうとさん

チャット形式で質問に答えるだけで簡単に査定してもらえますよー。

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いつが売り時?不動産売却の絶好のタイミングを知ろう https://fudosan-uri.net/archives/1789 Wed, 16 Dec 2020 11:09:00 +0000 http://fudosan-uri.net/?p=1789 不動産売却には絶好のタイミングがあるってご存知ですか?
かなちゃん
不動産売却を決めたんですけど、すぐに売って、できるだけ早くお金にしたいな~と思っているんです
ゆうとさん
急いでいるのはなぜですか?
かなちゃん
だって、早くお金になったほうがいいじゃないですか?
ゆうとさん
もし、急ぐのにちゃんとした理由がないのであれば、きちんと売り時を知って絶好のタイミングで売った方が高く売れるかもしれませんよ
かなちゃん
そうなんですか?それなら売り時を教えてください!

不動産売却を決めたら、すぐに売りたい…と誰もが思うでしょう。手放すと決めたら、早く売りたい気持ちもわかります。しかし、不動産売却には絶好のタイミングがあるのです。

売り急ぐ前にまずは落ち着いて、売り時を把握し、高値で売れるタイミングを見計らって売った方がずっとお得になります。

今回は、不動産売却の売り時、高く売れるタイミングについて解説します。

不動産相場の動きをチェックしてタイミングを考える

不動産売却の売り時として有名なのが「相場の動き」です。株をやる方ならわかると思いますが、不動産にも高くなる時期と安くなる時期があります。安い時期に買って、高い時期に売るのがベストですね。

高い時期を読んで売るのがベスト

ザックリと近年の不動産相場を振り返ってみると、以下のようになっています。

2007~2008年 上昇傾向
2008年9月以降 リーマンショックにより大幅下落
2011年 東日本大震災により下落傾向が続く
2013年以降 アベノミクスから上昇傾向

このように、過去10年くらいを振り返って、だいたいの相場の動きを読み、売り時を見極めるというのも1つの方法です。

購入時より相場が上がっているかチェック

不動産投資を行っている方、不動産に詳しい方なら相場を読むことができるかもしれませんが、難しいなら購入時の価格と照らし合わせる方法がいいでしょう。

購入時より価格が上がっていたら間違いなく売り時です。しかし、不動産は築年数なども関係してくるので、そのあたりも視野に入れて考えてみましょう。

売れやすい季節を考える

かなちゃん
不動産の相場を読む…っていうのは私には難しそうですが、一年を通して売れやすい時期ってありますか?それなら私にもできそうで…
ゆうとさん
実は、不動産にも売れやすい季節はあります!

不動産が売れやすい時期に売ると高く、そしてスムーズに売れるというメリットがあります。しっかりチェックしておきましょう!

不動産が売れやすい時期は1~3月

1年の間で不動産が最も売れやすい時期は1~3月だと言われています。これは、4月から新しい生活をスタートしたいという方が多いためで、4月スタートに合わせて1~3月に最も売れやすいのです。

しかし、1~3月に売却活動を始めるのでは少し遅く、旬の時期を逃してしまいます。できれば年末までには売却活動が始められるように準備をしておくのがベストです。

この時期は、高く売れるだけでなく、買いたい人が増えるためスムーズに売れるというメリットもあります。高く、そして早く売りたいという人におすすめの時期です。

税制などの要因を考える

不動産はいつでも売ることができますが、それにかかる税金は、不動産の所有期間などによって変わってきます。つまり、所有期間、各種特例の要件などもチェックしておかなければならないのです。

不動産の所有期間に注意する

例えば、所有期間5年以下で売却する場合、5年以上経ってから売却する場合と比べて税率が重くなります。

所有期間による譲渡所得の税率の違い
区分 所有期間 税率
所得税 住民税
短期譲渡 5年以下 30.63% 9%
長期譲渡 5年超 15.315% 5%
軽減税率の特例
(居住用財産)
10年超
(譲渡所得6,000万円以下の部分)
10.21% 4%
10年超
(譲渡所得6,000万円超の部分)
15.315% 5%

不動産を売却すると利益が出ますが、それを「譲渡所得」と言います。この譲渡所得には所得税と住民税が課税され、それは売却した不動産の所有期間によって変わるのです。

表からわかるとおり、所有期間が短いと税率が高くなります。5年を超えれば、所得税に至っては半分以下の税率になりますので5年近く所有した不動産を売却する際は少し時期をずらしたほうがいいかもしれません。

また、所有期間は、売却した日で計算するのではなく「売却した年の1月1日時点」でカウントされるので、この点にも注意が必要です。

特例を受ける場合も注意が必要

自宅(居住用財産)を売却するとき、譲渡所得への課税が軽減される特例があるのですが、それにも所有期間に要件がつく場合があります。

特例を受ける場合は、所有期間の要件を満たしているか確認してから売却するようにしましょう。

自宅(居住用財産)の各種特例を受けるための所有期間の要件
特例 所有期間
3,000万円特別控除 問わず
買換え特例 10年超
譲渡損失の繰越控除 5年超

3,000万円特別控除の場合、所有期間は問われませんが、そのほかの特例を受ける際には所有期間に気を付ける必要があります。損をしないためにも、売却する予定の不動産を所有して何年経つのか、しっかりと確認しておきましょう。

1円でも高く売りたいなら不動産売却に適した時期を知ることが大切

不動産売却の絶好のタイミングまとめ
  • 相場を読んで高い時期に売る
  • 1年を通して売れやすい時期(1~3月)に売る
  • 税制などの要因を考えて売り時を考える
かなちゃん
税制の要因なんて考えたこともなかったです…。親の家は所有して5年以上経過しているから、私は売れやすい時期に売ろうかな?
ゆうとさん
税金がかなり変わってくるので、5年というキーワードは忘れないようにした方がいいですね

不動産は、「売りたいときに売る!」というのでももちろんいいのですが、少しでも高く売りたいならきちんと売り時を考えた方がいいでしょう。

相場を読んで高いときに売りに出したり、売れやすい時期までに売却準備を進めるのもおすすめです。

また、不動産は金額が大きいため売却した際にかかる税金も多くなります。そのため、所有期間はとても重要になります。所有期間5年あたりで売却を決める方は、そのあたりも考慮すると、損をせずに済みますよ。

まずは自分の家の「査定価格」を知っておくことが大切!

家を売るかどうかを決める前に、まずは家の査定価格を知っておきましょう。

できるだけ査定価格を高めるために必ずやってほしいのが「比較する」ということです。査定を1社に絞らず、数社にまとめて依頼するのです。

そうすることで、一番高い金額をつけてくれる不動産会社がわかるだけでなく、平均価格というのもわかります。最終的に売り出し価格は売主が決めることになるのですが、その際の参考にもなります。

かなちゃん

下記のように過去の査定額よりも最高額がつく事例があがっています。

<事例A>兵庫県加古川市

(売主予想)1,780万円⇒(実際の売却額)2,780万円

<事例B>大分県大分市

(売主予想)1,650万円⇒(実際の売却額)2,650万円

ゆうとさん

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不動産売却のために用意しておくべき全書類をチェック! https://fudosan-uri.net/archives/1787 Wed, 16 Dec 2020 11:08:28 +0000 http://fudosan-uri.net/?p=1787 不動産売却にはさまざまな書類が必要です
かなちゃん
不動産売却のときって、いろんな書類が必要なんですよね?なんだか集めるのが面倒な気が…
ゆうとさん
確かに、難しい名前の書類ばかりなので気持ちは分かります…。でもしっかりと調べて事前に準備しておけば、スムーズに売却活動が進められますよ
かなちゃん
はい、売るときのためにぜひ教えてください!
ゆうとさん
それでは、不動産売却に必要な書類と所得方法をご紹介します

不動産売却には、必要な書類がいくつかあります。普段聞きなれない名前の書類が多いので面倒に感じることがあるかもしれませんが、大事な書類なのでしっかり確認しておきましょう。

不動産売却に必要な書類と取得方法

不動産売却に必要な書類と取得方法をまとめました。「必ず用意する書類」と「用意しておくと便利な書類」の2種類に分けてご紹介します。

不動産売却に際して必ず用意する書類

  • 登記済権利証・登記識別情報
必要な場面 媒介契約時/売買契約時/引き渡し時
書類の用途
  • 法務局から所有権取得の登記完了時に発行される書類
  • 仲介会社と媒介契約を結ぶ際、販売活動の依頼主が不動産の所有者であることを証明するために提示する
  • 売買契約時にも同様の目的で買主に提示する
  • 売却の際、不動産の所有者を売主から買主に変更する「移転登記」が必要になるが、不動産の引き渡し時に移転登記を代行してもらう司法書士に登記済証を提出する
取得方法 不動産の所有登記をした際に受け取っているもので、紛失により新たに取得する場合は不動産会社に相談する。
  • 間取図
必要な場面 媒介契約時
書類の用途
  • 仲介会社が不動産の販売活動をする際に必要になる
  • 一戸建ての場合は土地の形状がわかる図面も必要になる
取得方法 不動産取得時に受け取っているものだが、紛失などで新たに取得する場合は、仲介会社に相談する。

間取図が見つからない場合、一戸建てで工務店やハウスメーカーが現存していればもらえる可能性があります。マンションの場合は、リノベーションなどで間取りが変わっていなければ管理会社が保管しているものを使える可能性があります。

古い家の場合は、現状から簡単な間取図を作ってもらう必要があります。

  • 身分証明書
必要な場面 媒介契約時/売買契約時/引き渡し時
書類の用途
  • 媒介契約時、不動産会社に提示する
  • 売買契約時、買主に提示する
  • 引き渡し時、移転登記を依頼する司法書士に提示する
    (依頼者本人である証明として)
取得方法 運転免許証/健康保険証/マイナンバーカードといった一般的に身分証明書として認められているものでOK。
それぞれの取得方法で取得する。
  • 建築確認済証・検査済証(一戸建ての場合)
必要な場面 媒介契約時
書類の用途
  • 建築確認済証は、工事の前の計画が法律に合っていることを証明する書類
  • 検査済証は、工事の途中、完了時の検査が法律に合っていることを証明する書類
  • 売却する一戸建てが建築基準法に基づいて建てられているかを知るために提示を求められる
取得方法 一戸建てを新築物件として購入している場合は、取得時に入手している。紛失した、あるいは中古物件でもともと入手していない場合でも再発行はできない。
役所に申請すると、「建築計画概要書」「建築確認台帳記載事項証明書」が有料で発行してもらえるので、それらで代用できる。
  • 地積測量図・境界確認書(土地の場合)
必要な場面 媒介契約時~引き渡しまで
書類の用途
  • 土地の面積、隣接する土地や道路との境界の位置を証明する書類
  • 媒介契約を結ぶ時点で用意しておく
  • 新たに測量する場合は書類がそろうまで数ヶ月かかる
取得方法 売却しようとしている土地が購入したものであれば、購入時に入手している。紛失した場合でも、地積測量図が作成されていれば法務局に保管されているため、取得できる。
境界確認書は、紛失の場合、測量した会社がわからないと再入手できず、新たに測量が必要になる。
  • 管理規約・使用細則(マンションの場合)
必要な場面 販売中
書類の用途
  • 管理規約や使用細則は、共有部の使い方などマンションを利用する上でのルールがまとめられたもの
  • 手元にない場合でも、管理会社が保有しているので仲介会社が手配してくれる
  • 重要事項にかかわる調査報告書(マンションの場合)
必要な場面 販売中
書類の用途
  • 管理会社が作成した、マンションの管理費や修繕積立金の回収・運用状態、大規模修繕の実施状況などがまとめてある書類
  • 仲介会社が買主に提出する重要事項説明書に記載しなければならない内容が書かれているため必要になる
  • 仲介会社が管理会社に直接手配するため、売主が用意する必要はない
  • 固定資産税納税・都市計画税納税通知書
必要な場面 販売中
書類の用途
  • 不動産を所有している人は、その不動産に応じた固定資産税と都市計画税が課税されるため、その税額が記載された納税通知書が役所から送付される
  • 不動産の売買では、税額を売主と買主で時期に応じて按分するため、それぞれの負担額を割り出してもらうため、仲介会社に提出する必要がある
  • 仲介会社は、負担額を「重要事項説明書」に記載しなければならないため、早めの提出が求められる
取得方法 毎年1月1日時点の所有者に、春ころに役所から届けられる
  • 実印と印鑑証明
必要な場面 売買契約時/引き渡し時
書類の用途
  • 買主と売買契約を結ぶときに、売買契約書に実印を押すため必要になる
  • 引き渡し時に、登記書類に実印を押すため必要になる
  • 使用する印鑑が役所に印鑑登録したものであることを証明するため「印鑑証明」が必要になる
  • 印鑑証明は、売買契約時は買主に、引き渡し時は司法書士に提出する
取得方法 印鑑証明は役所で入手できるが、マイナンバーカードがあればコンビニなどでも入手可能。また、有効期限が発行から3ヶ月なので契約に合わせて入手する必要がある。
  • 固定資産評価証明書
必要な場面 売買契約時/引き渡し時
書類の用途
  • 役所が把握している不動産の評価額が記載されている書類
  • 司法書士に移転登記を依頼する際、登録免許税がかかるが、その額を算出するために売買契約時に必要になる
  • 引き渡し時には司法書士に提出する
取得方法 役所に行って自分で入手することができるが、媒介契約書や売主の委任状があれば仲介会社に代行してもらうこともできる。

用意しておくと便利な書類

  • 建築設計図書・工事記録書
必要な場面 媒介契約時
書類の説明
  • 建築設計図書は、工事のための図面と仕様書
  • 工事記録書は、工事の実施内容を記録した書類

必須な書類ではありませんが、買い手がリフォームなどで間取り変更をする際に利用できるため用意しておくと親切です。

  • 新築販売時のパンフレットや売り出しチラシなど
必要な場面 媒介契約時

新築販売時にもらったパンフレットや売り出しの際のチラシなどは、物件の魅力が最大限にアピールされているものです。残っていれば販売活動の材料として使えるため、仲介会社に渡しておきましょう。

  • 耐震診断報告書・アスベスト使用調査報告書
必要な場面 媒介契約時
書類の説明
  • 耐震診断報告書は、売却しようとしている家がどれくらいの耐震性があるかというのを証明する書類
  • アスベスト使用調査報告書は、建物にアスベストを使用しているか調査した結果が記載されている書類
  • アスベストを使用している建物を解体する際に、相応の対策を施すことが法律で義務付けられているため、用意してあると信頼度が高くなる
  • 地盤調査報告書・住宅性能評価書・既存住宅性能評価書
必要な場面 媒介契約時
書類の説明
  • 地盤調査報告書は、地盤の強度を調査した報告書
  • 住宅性能評価書、既存住宅性能評価書は国が定めた基準に従って第三者機関が調査し、作成した評価書

なくても特に問題はない書類ですが、あれば信頼に繋がり、販売活動に生かすことができます。

  • ローン償還表
必要な場面 媒介契約時
書類の説明
  • ローン償還表はローンの返済予定表のこと
  • 融資を受けている金融機関から定期的に送られてくる

売却予定の不動産のローンが残っていて、さらに売却金額が残債より下回ると予想される場合に仲介会社から求められることがあるので、用意しておくと安心です。言われてから提出するので問題ないでしょう。

  • 住民票の写し/戸籍附票
    必要な場面 引き渡し時
    書類の用途
    • 住民票は、売却する不動産を登記している住所が現住所と異なるとき、司法書士に所有者の移転登記をしてもらうため、必要になる
    • 住民票の写しには現住所に移る直前の住所しか記載されないので、複数回引越しをしている場合は戸籍附票が必要になる
    • 戸籍附票にはすべての住所履歴が記載されている
    取得方法 印鑑証明同様役所で入手できるほか、マイナンバーカードを持っていればコンビニなどでも入手できる。
    戸籍附票は本籍のある市区町村でしか申請・取得できない。
    • 預金通帳(控えも可)
    必要な場面 引き渡し時
    書類の説明
    • 引き渡し時に、売却額から手付金を引いた金額を指定口座に振り込んでもらうため、振込先として提示するための通帳が必要になる
    • 通帳でなくても、金融機関名・支店名・口座種別・口座番号がわかればOK
    かなちゃん
    必ず用意しておく書類と、あると便利な書類があるんですね。不動産売却を決めたら、準備をはじめた方がよさそう…
    ゆうとさん
    そうですね、種類が多いので、不動産売却を決めたらすぐに書類の確認もはじめましょう。取得までに時間がかかるものや役所でもらわなければならない書類などもあるので、チェックしておきましょう!

    不動産売却の必要書類一覧表

    不動産売却に必要な書類をまとめました。

    ■必ず用意する書類
    書類名 提示するタイミング
    登記済権利証 媒介契約時・売買契約時・引き渡し時
    身分証明書 媒介契約時・売買契約時・引き渡し時
    間取図 媒介契約時
    建築確認済証・検査済証(一戸建ての場合) 媒介契約時
    地積測量図・境界確認書(土地の場合) 媒介契約~引き渡しまで
    管理規約・使用細則(マンションの場合) 販売中
    重要事項にかかわる調査報告書 販売中
    固定資産税・都市計画税納税通知書 販売中
    実印と印鑑証明 売買契約時・引き渡し時
    固定資産評価証明書 売買契約時・引き渡し時
    通帳(口座情報がわかればOK) 引き渡し時
    ■用意しておくと便利な書類・場合によって必要な書類
    書類名 提示するタイミング
    新築購入時のパンフレットやチラシなど 媒介契約時
    建築設計図書・工事記録書 媒介契約時
    耐震診断報告書・アスベスト使用調査報告書 媒介契約時
    地盤調査報告書・住宅性能評価書・既存住宅性能評価書 媒介契約時
    ローン償還表(返済予定表) 媒介契約時
    住民票の写し/戸籍附票 引き渡し時

    売却に必要な書類を知って事前に用意しておきましょう!

    売却に必要な書類は、必ず用意するものと、場合によって必要になるものにわかれています。しっかりとチェックしておけば、売却活動をスムーズに行うことができますので、事前に確認しておくと安心ですよ。

    まずは自分の家の「査定価格」を知っておくことが大切!

    家を売るかどうかを決める前に、まずは家の査定価格を知っておきましょう。

    できるだけ査定価格を高めるために必ずやってほしいのが「比較する」ということです。査定を1社に絞らず、数社にまとめて依頼するのです。

    そうすることで、一番高い金額をつけてくれる不動産会社がわかるだけでなく、平均価格というのもわかります。最終的に売り出し価格は売主が決めることになるのですが、その際の参考にもなります。

    かなちゃん

    下記のように過去の査定額よりも最高額がつく事例があがっています。

    <事例A>兵庫県加古川市

    (売主予想)1,780万円⇒(実際の売却額)2,780万円

    <事例B>大分県大分市

    (売主予想)1,650万円⇒(実際の売却額)2,650万円

    ゆうとさん

    チャット形式で質問に答えるだけで簡単に査定してもらえますよー。

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    安く売るのはイヤ!不動産相場はどうやって知ったらいいの? https://fudosan-uri.net/archives/1785 Wed, 16 Dec 2020 11:07:20 +0000 http://fudosan-uri.net/?p=1785 できるだけ高く不動産売却したい!どうしたらいい?
    かなちゃん
    家を売るなら少しでも高く売れた方がうれしいのですが…
    ゆうとさん
    誰でもそう思いますよね!それなら不動産相場を知っておくといいでしょう
    かなちゃん
    不動産相場ってどうやって調べたらいいのでしょうか?
    ゆうとさん
    今回は不動産相場の調べ方についてお教えしましょう!

    不動産相場を調べておくと、自分が売ろうとしている不動産のだいたいの価格が見えてきます。不動産相場を知るには、自分で調べる方法と不動産会社に依頼する方法の2種類があります。

    今回は、不動産相場の調べ方について詳しくご紹介します。

    不動産相場の調べ方① 自分で調べる

    不動産相場は自分で調べることができます。調べる際は、以下の項目を書き出しておくと便利です。

    • 最寄駅
    • 最寄駅からの距離
    • 広さ
    • 築年数
    • 間取り

    売ろうとしている物件の条件を把握して、似たような物件を探すことで相場がわかります。

    不動産一括査定サイトを利用して査定を依頼する

    「不動産一括査定サイト」というのは、複数の不動産会社にまとめて査定を依頼できるサイトで、近年、不動産売却をする際に利用する人が増えています。

    不動産売却を考えていて、「どれくらいの金額で売れるのかザックリとした価格が知りたい」という方におすすめです。

    不動産一括査定サイトの種類は豊富で、サイトによって提携している不動産会社が異なります。また、特徴も異なりますので、自分が調べたい不動産会社と提携しているかきちんとチェックしてから利用するようにしましょう。

    まとめて数社に依頼でき、見積もりを出してもらえるのでとても便利ですよ!

    物件情報サイトで似ている条件の物件と比べる

    物件情報サイトに、先ほど書き出した「物件の条件」をすべて入力して調べる方法もあります。似たような物件がだいたいどれくらいの価格で売れているか調べることができるのです。

    しかし、不動産一括査定サイトと、物件情報サイトで出てくる金額は、あくまでも「売主が売りたい希望の価格」ということになりますので、必ずしも「売れる価格」ではないということを頭に入れておきましょう。

    国土交通省の「不動産取引価格情報検索」で調べる

    国土交通省の「不動産取引価格情報検索」というサイトがあるのですが、こちらでは実際に成約したときの価格を見ることができます。

    直近の情報は、過去1~2年分まとめてみることができます。「土地・土地と建物・中古マンションなど」から選択でき、住所から探す方法と「路線・駅名」から探す方法があります。住所から探すときは町名まで設定できるので正確な情報が見えてきます。

    これらすべての方法を試して、平均価格を割り出す方法もおすすめです。

    不動産相場の調べ方②不動産会社に依頼する

    不動産相場は、不動産会社に依頼して調べることもできます。まだ売るかわからない段階で、いきなり不動産会社に相談するのは少しハードルが高いかもしれませんが、売る気がある方は不動産会社に直接依頼するのもいいでしょう。

    実際に不動産を見てもらい相場を教えてもらう

    不動産会社に相場を教えてもらう場合は、電話で価格を聞いたり、実際に物件を見に来てもらいます。

    見にきてもらった方が正確な金額がわかりますので、売却する不動産会社が決まっている方、売る気持ちが強い方は不動産会社に直接依頼するのでもOKです。

    不動産会社に依頼する際の注意点

    かなちゃん
    不動産会社に直接依頼するのは手っ取り早くてよさそうだけど、ちょっと怖い気もします…
    ゆうとさん
    そうですね、よほど急いでいない限り、まずは不動産一括査定サイトなどで価格を調べてからの方がいいでしょう。ここでは不動産会社に依頼する際の注意点をご紹介します

    最初から1社だけに絞らない

    不動産は売るときにそれなりの金額になるものがほとんどですから、1社だけに絞るのはあまりいい方法とはいえません。

    というのも、1社に絞ってしまうと、ほかの不動産会社がどれくらいの値をつけてくれるかがわからないのです。もしかしたら、もう少し高い金額で買い取ってくれる不動産会社があるかもしれません。

    同じ物件であれば、高い金額で買い取ってくれる方がいいに決まっています!1社ではなく、最低でも5社くらいに査定を依頼したほうがいいでしょう。

    「同じ物件なんだから、金額は同じでしょ?」と思うかもしれませんが、実は500万円近く差が出ることもあるのです。

    不動産一括査定サイトを上手に活用する

    複数の不動産会社に依頼するのはなかなか大変なことです。そういうときに便利なのが、不動産一括査定サイトで一括査定をお願いする方法です。

    複数の不動産会社にまとめて査定を依頼して、どのくらいの価格になるのか調べましょう。

    不動産一括査定サイトによって、提携している不動産会社は変わってきますし、それぞれ特色がありますので、自分に合ったサイトを見つけるのがおすすめです。

    会社の販売実績や営業マンの雰囲気も見て決める

    不動産一括査定サイトで、ある程度の金額がわかったら、一番高く買い取ってくれそうな不動産会社を選ぶ人が多いでしょう。しかし、それだけで決めてしまうのは時期尚早かもしれません。

    不動産一括査定サイトで、上位3社を選び、それぞれの会社の販売実績を確認します。それから、訪問査定を依頼して、実際に物件を見にきてもらって細部まで確認しながら査定をしてもらいます。

    そこで、会社のことや営業マンの雰囲気などがわかりますので、それから決めても遅くありません。机上査定を依頼したら、次に訪問査定になりますが、訪問査定の場合も数社お願いしておくと一番相性の良いところを選ぶことができます。

    今は、相見積もりを取ることを嫌がられる時代ではありません。遠慮なく、数社に査定を依頼して比較して、一番信頼できるところを選ぶようにしましょう。

    まずは不動産一括査定サイトを活用して不動産の相場をチェックしよう

    不動産相場の調べ方まとめ
    • 不動産一括査定サイトで数社に査定を依頼して調べる
    • 物件情報サイトで似たような物件の価格を調べる
    • 国土交通省の「不動産取引価格情報検索」で調べる

    不動産売却を検討しているなら、まず自分が売ろうとしている不動産のだいたいの価格を知っておくといいでしょう。

    それには、不動産一括査定サイトが便利です。不動産会社数社にまとめて査定を依頼できますし、ネット上で完結するのもうれしいポイントです。

    国土交通省の「不動産取引価格情報検索」は実際に売れた金額がわかるため便利ですが、まったく同じ条件の物件を探すのは結構大変です。

    まとめて査定を依頼できる不動産一括査定サイトを上手に利用して、最初にだいたいの価格を調べておきましょう。

    まずは自分の家の「査定価格」を知っておくことが大切!

    家を売るかどうかを決める前に、まずは家の査定価格を知っておきましょう。

    できるだけ査定価格を高めるために必ずやってほしいのが「比較する」ということです。査定を1社に絞らず、数社にまとめて依頼するのです。

    そうすることで、一番高い金額をつけてくれる不動産会社がわかるだけでなく、平均価格というのもわかります。最終的に売り出し価格は売主が決めることになるのですが、その際の参考にもなります。

    かなちゃん

    下記のように過去の査定額よりも最高額がつく事例があがっています。

    <事例A>兵庫県加古川市

    (売主予想)1,780万円⇒(実際の売却額)2,780万円

    <事例B>大分県大分市

    (売主予想)1,650万円⇒(実際の売却額)2,650万円

    ゆうとさん

    チャット形式で質問に答えるだけで簡単に査定してもらえますよー。

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    不動産売却を決めた!最初にやることはコレ!すべての手順をご紹介 https://fudosan-uri.net/archives/1773 Wed, 16 Dec 2020 05:06:00 +0000 http://fudosan-uri.net/?p=1773 不動産売却を決めた!ここからどうすればいい?
    かなちゃん
    不動産売却を決意しました!最初にやることは何ですか?
    ゆうとさん
    まずは不動産売却の手順を確認しましょう。流れを頭に入れておくとスムーズに売却活動ができますよ!
    かなちゃん
    わかりました!詳しく教えてください

    不動産売却を決めたら、まず手順や流れを確認しておくといいでしょう。実際に行動にうつす前にシミュレーションすることが大切です。

    今回は、不動産売却の流れを詳しくご説明します。

    不動産売却の手順① 不動産売却の理由と希望の条件を考える

    不動産売却を決めたら、まずは「売る理由と希望条件」を考えます。なぜ売ることにしたのか、売るとしたらいくらにするか…細かく書き出しておきましょう。

    不動産売却に至った理由を整理する

    不動産売却を決めた方は、なにかしらの理由があるはずです。

    不動産売却の理由
    • 子供が独立したので夫婦2人では広すぎるから売りたい
    • 親から家をもらったが、すでに住んでいる家があるから売りたい
    • 親から家をもらったが、必要ないのでお金にしたい
    • 高齢の親の代わりに家を売ってお金にしたい
    • 離婚をすることになったので家を売りたい
    • 転勤になってしまったので家を売りたい
    • 土地をもらったが家を建てるのもお金がかかるため売りたい
    • 空き家を壊すのもお金がかかるため売ってしまいたい

    このように、不動産売却を決めた背景には明確な理由があるはずです。それを書き出し、まとめておくことで今後の方針が見えてきます。一見無駄なことに思えますが、あとで後悔しないためにも気持ちを整理することは大切です。

    不動産売却の希望条件をまとめる

    不動産売却をする際、どれくらいの期間で、またどのくらいの価格で家や土地を売りたいのか…希望の条件を考えましょう。相場を調べて、自分が売りたい不動産の場所・築年数・駅からの距離・大きさなどから似たような物件を探し、どれくらいで売れたかを調べることも重要です。

    • いくらで売りたいのか
    • いつまでに売りたいのか
    • 売却活動はいつからはじめるのか

    この3点は明確にしておくといいでしょう。

    不動産売却の手順② 売却のための勉強をする

    かなちゃん
    私は、家を相続したものの自分の家がもうあるので必要ないかな?と思って、売却を決めました
    ゆうとさん
    なるほど!それでは、だいたいの売却希望価格が決まったら、次は以下の手順で売却の勉強をはじめましょう

    不動産売却の相場を調べる

    不動産売却を決めたら、相場を把握することからはじめましょう。いきなり不動産会社に連絡して相場を聞く…というのは少しハードルが高いので、最初は不動産一括査定サイトなどで見積りを出してもらうのがおすすめです。

    一括で見積り依頼ができるので、だいたいの価格がわかります。ただし、机上査定ですので実際に物件を見た場合と金額に差が出てしまうことも忘れずに!

    不動産売却に適したタイミングを知る

    不動産売却には最適なタイミングがあります。

    • 相場の動きから判断する
    • 年間を通して売れるシーズンを知る
    • 自分が売りたい時期から考える

    この3通りの方法があります。

    不動産売却で特に期限を設けていない場合は1つ目の相場の動きから判断する方法がおすすめです。要は、「安く買って高く売る」という方法で、高くなったときに売りに出すのですが、素人が相場を読むのは非常に困難ですので上級者向けの方法と言えます。

    2つ目の、「年間を通して売れるシーズン」というのは、不動産が売れやすい時期ということです。洋服でいえば夏服は春に、冬服は秋によく売れます。それと同じように不動産にも売れやすい時期というのがあります。

    不動産は、1~3月の新生活がはじまる前のシーズンが、一番売却価格が高く、売れやすい時期だと言われています。

    しかし、2月に不動産売却を検討しはじめるのでは遅く、売却を決めたら年末前から準備をはじめなければ1~3月の売り出しに間に合いません。一番高く売れる時期を頭に入れて売却の準備をスタートさせましょう。

    事情があって売りたい時期が決まっている方は、3つ目の「自分が売りたい時期から考える」しかありません。築年数の関係、また買い替えでの売却などで売るのを急いでいる場合は、自分が売却したいタイミングで売りに出しましょう。

    不動産売却の手順③ 査定を依頼し売り出し価格を決める

    自分が売りたい不動産のだいたいの相場と売り出す時期を決めたら、次は査定の依頼と売り出し価格の決定です。

    不動産会社に査定を依頼する

    相場を調べる際に、不動産一括査定サイトなどで大体の価格を知ることができたら、机上査定だけでなく、実際に物件を見てもらって査定をお願いしましょう。

    そのとき、不動産一括査定サイトで一番高い価格をつけてくれた不動産会社だけに依頼するのもいいですが、数社選んで査定を依頼するのがおすすめです。一括査定のときと同様に、1社に絞らず、最初は数社に依頼して相見積もりを取った方が賢明です。

    不動産売却を依頼する会社を選定する

    数社に依頼して見積もりを出してもらうと、だいたいの査定価格がわかると思います。机上査定ではザックリとした金額しかわかりませんが、訪問査定だと隅々まで見て判断するので査定価格が上下することはよくあります。

    不動産一括査定サイトでは高値だった不動産会社の査定価格が下がってしまい、別の不動産会社の査定価格が上がる…ということもあるので、訪問査定はかなり重要です。

    数社の査定価格を比較して、高値をつけてくれた不動産会社を選ぶのが一番ですが、査定にきてくれた営業マンや、会社の対応などを見て決めるのもいいでしょう。

    売り出し価格を決める

    不動産売却を依頼する不動産会社が決まったら、次に売り出し価格を決めます。査定価格はあくまでも不動産会社が決めた「売れそうな金額」という目安なので、販売価格はわりと自由に決めることができます。

    だからといって査定価格よりも安く設定する必要はありません。反対に、もう少し高値で売りたい…というなら、査定価格よりも少し高い金額を設定してもいいのです。そのあたりは、不動産会社の人と話し合って決めるといいでしょう。

    不動産売却の活動を始める

    売り出し価格を決めたら、そこから不動産売却活動がスタートです。売却の流れ、購入希望者との交渉の仕方などを勉強しておくと、売れたときの対応もスムーズにできます。

    不動産売却の手順④ 売買契約や引き渡しを行う

    かなちゃん
    相場を知って、不動産会社に電話して、売り出し…って簡単にできそうだと思っていたけど、いろいろと準備が必要なんですね。売却活動スタートまで結構いろんな工程があることにビックリです
    ゆうとさん
    そうなんですよ。でも、なんでもそうですがきちんと準備しておくことが大切!ここからは不動産が売れたときの売買契約や引き渡しについてご説明します

    売却活動を開始し、購入希望者との交渉も済み、購入してもらえることが無事に決まったら売買契約を結びます。

    購入者が決まったら売買契約を行う

    購入希望者と交渉し、話がまとまったら売買契約を結ぶことになります。契約する際に気を付けておきたいポイントなどを事前に確認しておきましょう。

    このとき、買主から手付金をもらうこと、仲介手数料の半額を支払うことになりますので、そのあたりも覚えておくと安心です。

    買主へ不動産を引き渡す

    売買契約を結ぶときに、不動産の引き渡し時期も決めるのですが、実際にその時期になったら買主へ不動産を引き渡します。不動産を買主へ引き渡すと同時に、売却完了となります。

    買主からお金を受け取り、カギを引き渡しましょう。買主が住宅ローンを借りる場合、また売主が住宅ローンを借りている場合は、引渡し前に準備が必要なので不動産会社に確認しておく必要があります。

    だいたいの不動産売却の流れを頭に入れておくと安心!

    不動産売却の手順まとめ
    • 不動産売却を決めたらその理由と希望条件を明確にしておく
    • 売りたい不動産の相場や売り時をチェックしておく
    • 不動産一括査定サイトなどでだいたいの査定価格を知る
    • 査定価格から実際に依頼する不動産会社を決める
    • 不動産会社に訪問査定を依頼し、売り出し価格を決める
    • 売却活動を開始し、売れたら売買契約を結ぶ
    かなちゃん
    不動産売却のだいたいの流れがわかりました!売りたい理由や希望条件は明確にしておくと後々迷ったり考えがぶれたりしないから、意外と大事ですね
    ゆうとさん
    そうですね。家族みんなで話し合って決めたことを書き出しておくと、家族間のトラブルにもならないのでおすすめです。今回はザックリとした流れになってしまいましたが、頭に入れておくと安心ですよ

    不動産売却の手順をご紹介しましたが、難しいことは何もありません。売り出したい理由や希望条件、時期などを考えておけば、あとは不動産会社に依頼するだけでOKなのです。

    しかし、査定価格は不動産会社によって開きがありますので、数社比較するのがおすすめです。1社に絞ってしまうと損をしてしまう可能性がありますので、気をつけましょう。

    また、売り出す側もきちんと知識を蓄えておくとだまされる心配もないので、売り出す前にしっかりと勉強しておくことをおすすめします。

    まずは自分の家の「査定価格」を知っておくことが大切!

    家を売るかどうかを決める前に、まずは家の査定価格を知っておきましょう。

    できるだけ査定価格を高めるために必ずやってほしいのが「比較する」ということです。査定を1社に絞らず、数社にまとめて依頼するのです。

    そうすることで、一番高い金額をつけてくれる不動産会社がわかるだけでなく、平均価格というのもわかります。最終的に売り出し価格は売主が決めることになるのですが、その際の参考にもなります。

    かなちゃん

    下記のように過去の査定額よりも最高額がつく事例があがっています。

    <事例A>兵庫県加古川市

    (売主予想)1,780万円⇒(実際の売却額)2,780万円

    <事例B>大分県大分市

    (売主予想)1,650万円⇒(実際の売却額)2,650万円

    ゆうとさん

    チャット形式で質問に答えるだけで簡単に査定してもらえますよー。

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